2003・夏のほっかいどう(3)

●8/6(水)

しばし仮眠して目が覚めたら朝の4時。結局3時間しか寝ていませんでした。朝の4時、周りは既に明るくなっていましたが、見えるのは霧の世界だけ(笑)。時折通っていくトラックが静けさを破るのみで、それが無くなると薄明るく白い世界に自分たちだけ。ほどなく再び移動を開始。標識を頼りにしながら豊頃町の「ハルニレの木」の近くまで車を走らせます。少し迷いましたが「はるにれ広場」までたどり着いたのですが・・・・あまりに霧がすごすぎて一体はるにれの木が「どこにあるのか」がまったくわかりません(爆)。後から気づけば「んな近くにあったのかよ」という話だったのですが、気が付かずに木の近くで霧が晴れるまでまた車の中で寝てしまったのでした(^^;
朝8時過ぎ、霧が晴れてきてほどなく堤防の下に「はるにれの木」を発見。町の文化財だったのでちゃんと目の前に看板もあったのでした(爆)→それにも気が付かないほどすごい霧だったのよん(笑)

とにかく見たくてやってきました「ハルニレの木」 立派な町の指定文化財なんだそうです。
町のあらゆる所にはるにれをあしらったマークが。
こんな所にもハルニレが・・・・・・・・(^^;
記念写真を撮るのは当然です(爆)
この日は我が家が一番乗りで。子供もぴーしゅ(^_^)


豊頃の「ハルニレの木」は北海道の旅人にはあまりにも有名なスポットですが、よくよく調べてみると「日立の樹」シリーズにはどうやら登場したことが「ないらしい」です(爆)。くわしくはネットでも簡単に調べられるので割愛しますが俗に言う「♪この木なんの木 気になる木〜」の歌(伊藤アキラ作詞、小林亜星作曲「日立の樹」が正式名称で、実は館長も「ぎふ中部未来博」でもらった楽譜を未だキレイに保存している、楽譜は下記のサイトでも手に入りますのでどうぞ(爆))にのって出てきたことはないのだそうです・・・・が、とりあえず有名どころなのでしっかり観光しておきます・・・・とはいっても周りにはなーんもなく、自販機もトイレもなにもありません。堤防の上にある「はるにれ広場」の建物も冬は閉まり、一応雨風はしのげる屋根付きログテラスみたいなものはあるものの、ただの河川敷にポツンといろいろな物があるだけでものすごくさみしいです。加えて平原の中にポツンとあるのではなく「実際は河川敷にある」のが正解で、ロンリーソロ、になりたい場合はこの先の十勝の太平洋岸まで行った方がよさそうでした・・・・・。

【参考】日立の木オンライン→http://www.hitachinoki.net/tv_cm/index.html

はるにれの下でまったりしたあとは再び38号に出て太平洋岸に出てみることにします。日照不足が心配される中、それでも農作物の収穫は盛んで大根や小麦などの取り入れで道路の両側は農作業でにぎわっています。
車をしばらく走らせると、横の根室本線を新富士行きの高速貨物列車がのんびり走る我々を軽々と追い抜いていきます。かなり長い間併走しましたが、人の息づいている光景を感じることが少ない旅ですから10数両のコンテナ列車のジョイント音が聞こえるそういう時間が長く続くと・・・なにかたかが貨物列車であろうがかりほっとする物です・・・・・ただの鉄分オヤジなのかもしれませんが・・・・(笑)

静内から38号を外れ、道道に入り太平洋岸を目指します。あまり人車の往来の無いのを示すかのように38号からはずれて行くに従って舗装もやせ細っていきます。336号/ナウマン国道が十勝川を越え、現在昆布刈石方面へ整備が続いている方向へと進路を取ります。「ツーリングマップル」に「おすすめダート」とあったのでその言葉につられてダートに入っていきます・・・・・。相変わらず霧は濃く、せっかく海側に出てきたのにぜんぜん視界が開けません。しかしなんかそういう光景がだんだんと北海道の旅のもうひとつの醍醐味というか、大自然に自分自身を追いやっていくいいシチュエーションを醸し出してくれます・・・・。

国道はほどなくとぎれ、やがて高台の海岸線のダートへと変わっていきます。すれ違う車などはほとんど無く、たまにライダーやチャリダーとすれ違うのみ(ちなみに折り畳み自転車でさすらっているおばさんチャリダーを見つけてしまいました・・・・)
昆布刈石展望台で一服。展望台といっても・・・・・高台に標識が1本ポツンと立っているだけで、なにもなし。聞こえるのは太平洋から打ち付ける波の音だけで、そのほかはなにも聞こえませんし、往来する車もありません。ここだったら・・・・一日何も考えずにぼーっとしているのもおつなのではないかと思ってしまいました。ちょっとメインルートからはずれていますが穴場だと思ったので、是非また一度訪れてみたいところだと思ったのでありました・・・。

♯余談ですが、全く人家かないかと思いきや、携帯だけはしっかりと通じたようで、ソロのライダーさんが・・・・・携帯で画像付きメールをやっていました・・・昔だったらと考えると、時代は変わった物・・・でありました・・・・(笑)

道道1115から少し外れた浦幌の穴場(笑)
昆布刈石展望台です。看板しかないよ(笑)
この日はガスガス・・・・こんな天気で、波の音だけ。
けどそれがまたええんですわな・・・・・・・
西を向いた図@ダート。左が海、右ではR336が
延伸工事中でした・・・やがてここも・・・・
たたずんでいるのかと思ったら、なんと写メール
していました・・・・うーん・・・・・(謎)


上のダートから道道1115号に戻ったところ、東向き。
こんなところはソロでのんびり・・・といきたいところですね(笑)

厚内から再び38号に戻り、白糠、釧路を抜けて今度は391号を釧路湿原の方へ向かいます。あれこれうだうだまったりしすぎたので既に昼前。きょうのお昼ご飯は厚岸の「かきめし」だったのですが・・・・・・なんか大幅に予定が狂っています(^^;。
38号に入り東に向かうと次第にライダーの数が増えてきます。なんか最初の頃は「ライダーなんているのかいな?」っていうくらいにむっちゃ少なかったのですが、帯広あたりを過ぎると次第にすれ違うライダーの数も徐々に増えてきます。

今回は釧路市内はパス。ちょっと迷いましたが難なく抜けてほどなく391号に入ります。果たしてきょうの日程(霧多布経由中標津)は達成できるのだろうか・・・・・(笑)

釧網線遠矢駅の先を曲がり、湿原方面へと向かいます。標識に従い、線路をわたりダートに入っていきます・・・・・ほどほどしっかりしたダートで、たまにオフ車とかともすれ違います。遠目には東釧路の駅のあたりとかが見え、釧路市街からこんなに近いところでこんな雄大な自然が手に入るというのは自分にとってはうらやましい限りです・・・・。
少し登ったところで「岩保木山」へと続く分岐となり、さらに車1台がやっと通れる山道へと入っていきます。入っていくに従ってダートはわだち、プールなどが出現しぬかるみが予想された運転に自信のない人なんかは入らない方が無難だと思いました・・・まあ歩いていけば無難といえば無難ですが・・・まあ歩きなら1日がかりでしょうが・・・・・(^^;

#結構わだちでクルマの底をすったりしましたので、車高の低いクルマ、軽自動車などかわし切れない事が予想されるクルマは、スタックした場合に救助に非常に手間がかかったりする事が予想されるので、自分としてはやめたほうがいいかも知れないと感じました。

10分ほどそろそろと車を走らすと、乗用車では行き止まり(一応四輪のわだちはあるが、ブッシュがひどくなるのでいかない方がよい場所)まで行ったところで車を止めます。ちょうどそのあたりが湿原の展望には一番適したところでおよそどうでしょう、標高100メートル程度(岩保木山は120メートルの山)から釧路湿原が一望出来る場所と相成ります。
ここは観光客はまず入ってこないところで、チャレンジャーだけが手に入れることの出来る光景。入れ替わり立ち替わりやってくる観光客などはなく、ただシーンと静まりかえった中で湿原と自然の中に居ることの出来るスポットでした・・・・(ただし、アブなどの虫がいっぱいいますので虫嫌いの人にはちょっとつらいかも・・・・・・(笑))


【左上】塘路−岩保木山入り口−細岡を結ぶダート。
けっこうしっかりした固いダートです。ただし調子に
乗ると砂でズリッと行ってしまいそうな感じでしたので
運転には気を付けて。歩いている人もほどほど
いましたので。

【真上】入り口の標識。見落とさないように・・・・・・

【よこ】行き止まりの広場です。ヘロヘロダートですので
運転に自身のない人は誰かに乗せてもらいましょう(^^;

こちら=岩保木山から見た釧路湿原。 こちらは細岡展望台から見た釧路湿原(^_^)
んまあ変わりがないと言えば変わりが無いのですが、細岡の方は若干標高が低く遠望したときにその差が出ます(謎)
あと観光客の数はその比ではなく、まったりのんびりだらりといつまでも湿原を眺めていたい、のであればといったところかな(笑)


ここでお昼になってしまったのですが、ここもふくめて食事の出来る所などはなく、先の予定もだんだんと詰まってきたのでここからは予定のスケジュールをこなすべく、たんたんと走る事とします。そのままダートを北に走って国道に抜けることとしたのですが、ぽつらぽつらと若者とか岩保木山の方に向かって軽装で歩いてくる若者が居ます・・・。人によってはJR下りてむちゃくちゃ軽装な観光客もいましたが・・・・
細岡の展望台も一応訪れて(やはし先に岩保木山にいったので、そこそこでした(笑))、塘路の駅の手前から厚岸に抜ける道道を経由して、44号へと出ます。交通量そのものは少ないのですが、道直しの工事が多くあちこちで片側交互通行で止まったりの繰り返し。まあこんなところで工事をやっているのかい、というところで工事をやっていたりしますが、まあ雇用維持なんかの意味合いもあるでしょうし・・・・・と考えつつ車を東へ東へと走らせます。

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